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板金塗装事例

BMW750iL E66 後期WALDフルエアロ


神奈川県よりご来店くださいましたD様のご依頼で、都内の狭いパーキングを出るときにハンドルは早く切りすぎて、鉄柱にぶつけてしまったE66後期型BMW750iLの修理事例です。WALDフルエアロでカスタムされた車両ですが、こういう車両の場合はエアロの欠品・製造中止・受注生産等の納期に関することが一番心配なのですが、坂本オート・サービスでは極力、お客様をお待たせしない作業方法をご提案させて頂いて、修理することを心がけております。また、今回は自費での作業となりましたので、品質・価格・納期のバランスをとって作業することをお客様とお打ち合わせ後、作業に入りました。

 

修理作業の流れ

修理方針としましては、右フロントドア修理・右リアドア交換・サイドステップカバー2本修正で修理することになりました。すべて部品を取り外して作業したいところですが、お客様の負担を減らす為、一部脱着と言う形で作業しているところです。


WALD製のサイドステップと純正のサイドステップを修理しているところです。WALD製のエアロパーツはFRPで出来ていますので、割れた部分を削り取り、ガラス繊維を裏と表から貼って修復します。そして最後にパテで成型して修理完了です。その後サフェーサーを塗装します

サフェーサーを水磨ぎして、マスキングが終わり、塗装直前です。


塗装ブースの中で、BMWの外板パネルと樹脂製のサイドステップ・FRP製のサイドステップを塗装しました。塗り終わったら60℃×1時間の加熱乾燥を行います。しかし、ここでFRP製のサイドステップだけは別に乾燥させます。なぜならFRP製は熱をかけるすぎると気泡のようなブツブツが出てきてしまう場合があるので、慎重に温度管理しなくてはならないからです。

完成です。

いつもの通り完璧に復元いたしました。修理費用を極力控えた自費での作業でも、完成までいっさい手を抜かず作業致しております。当たり前のことを当たり前のように・・・それが坂本オート・サービスのこだわりでもあります。この度は、遠方よりご来店頂きありがとうございました。

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