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板金塗装事例

BMW F10 528


走行中にハンドル操作を誤ってしまい、右リヤ部を縁石と低いポールのようなものに接触してしまったBMW F10型528の修理事例です。ホイールに深い傷が付いているため、サスペンションにまでダメージが及んでいるかどうか見極める作業がとても重要となります。

 

修理依頼の内容

見た目はそれほどダメージを受けているように見えないのですが、実際右リヤのサスペンションに強い衝撃を受けており、四輪アライメントテスターで計測したところ、新車基準値より若干のずれが生じており(曲がっている)サスペンションの交換作業が必要になりました。このような損傷を見逃してしまうと、タイヤの偏摩耗が必ず起きてしまうので四輪アライメントテスター等の最新機器を導入している工場で修理しなければならないというのは言うまでもありません。やはり、速い・安い・うまいといった耳障りのいいことだけを売りにしている鈑金工場ではわからない(出来ない)修理であり、見た目で損傷判断をしてはいけないことがお解りになる典型的なパターンの修理事例です。

修理作業の流れ

まず、リヤバンパーは交換作業としましたので、取り外します。リヤフェンダーも少し傷がある為、右テールランプ及びステップカバーも外します。また、リヤフェンダーを塗装する際は、上部でクリアーをぼかす作業が一般的なのですが、金銭的な制約がない限り、坂本オート・サービスでは、ぼかし目が絶対出ないようにフロントピラーまでつなぎ目がないように塗装するためルーフモールも取り外します。

右リヤサスペンションを交換しているところです。ロアアーム・ナックル・ハブ等をすべて取り替える作業を行います

BMW社の指定であるRM社の高級水性塗料を使い、調色作業を行っています。僅かな色味の違いやメタリック感など、塗装職人が納得いくまで微調整していきます。


傷の部分をサフェーサーでシールし、耐水ペーパーで研磨後、マスキング作業が完了しました。ぼかし目が出ないようにフロントピラーまで塗装します。

塗装が終わり、BMWオリジナルの塗装肌・艶になりました。

完成です。

いつも通り完璧に復元です!いつも心がけていることなのですが、見た目で簡単に損傷判断してはいけないと言うことがよくわかる修理事例でした。坂本オート・サービスでは最新鋭の設備+最高の職人技術(綺麗に直そうと思う気持ち)+最高の材料=完璧な復元力 と言う風に考え仕事に取り組んでおります。この度は、坂本オート・サービスにBMW F10型528の鈑金修理のご用命ありがとうございました。

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